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栄養塩

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

栄養塩

植物が成長のために取り込む無機塩類の総称。窒素を含む硝酸塩や亜硝酸塩、リンを含むリン酸塩などが代表格。海の植物プランクトンにはケイ素を必要とするケイ藻も多く、ケイ酸塩も重要な栄養塩のひとつ。

(2007-08-31 朝日新聞 朝刊 科学1)

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デジタル大辞泉の解説

えいようえん〔エイヤウ‐〕【栄養塩】

栄養塩類

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

海の事典の解説

栄養塩

植物プランクトンや海藻の栄養となる海水中に溶けた、けい酸塩・りん酸塩・しょう酸塩・亜しょう酸塩等を総称して栄養塩または栄養塩類という。海水は栄養 塩の希薄溶液であり、通常その量の不足が植物プランクトン等の増殖の制約要因となっている。一般に表層では、植物プランクトンに消費されて栄養塩が少な い。湧昇域等、栄養塩に富んだ下層の水が表層にもたらされる海域が、好漁場となるのはそのためである。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

世界大百科事典内の栄養塩の言及

【海】より

…海の植物プランクトンによる生産量は,1ha当りほぼ1~4.5tくらいであるが,もちろん海域によって変化する。基礎生産は,海水中の無機栄養塩を利用して行われるが,特にリン酸塩と硝酸塩の量によって生産量が左右される場合が多い。栄養塩の豊富な沿岸海域では,黒潮などの貧栄養海域と比べて,数倍も生産量が高く,海底の栄養塩が有光層に常に持ち上げられている湧昇流海域では,さらに高い生産量がある。…

※「栄養塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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