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栄養塩類 えいようえんるい nutrient salts

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

栄養塩類
えいようえんるい
nutrient salts

植物性プランクトンや海藻などの植物体をつくるのに不可欠ケイ素,リン,窒素などの元素は海水中でそれぞれおもにケイ酸塩リン酸塩硝酸塩として溶存している。これらの無機塩類栄養塩類という。

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デジタル大辞泉の解説

えいよう‐えんるい〔エイヤウ‐〕【栄養塩類】

生物の栄養として必要な塩類。正常な生活を営むために必要な物質。
海水・陸水中に含まれ、植物プランクトンや海藻の栄養となる物質。珪酸塩燐酸塩硝酸塩亜硝酸塩など。

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百科事典マイペディアの解説

栄養塩類【えいようえんるい】

生物の生育に必要な塩類。生命活動に必須の元素のうち窒素,リン,硫黄,カリウムカルシウムマグネシウムのほか鉄,マンガン,銅,亜鉛,モリブデンなどの元素は周囲の土壌や水に溶けた塩の形で摂取される。

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世界大百科事典 第2版の解説

えいようえんるい【栄養塩類 nutrient salts】

生物が正常な生活を営むのに必要な塩類といった栄養分とか栄養素の意味で用いられることもあるが,栄養塩とか栄養塩類という語は一般に海洋学や陸水学の分野で用いられ,植物プランクトンや海藻などの藻類の増殖を助長する物質をいう。藻類の要求する元素は陸上植物のそれと基本的には変わらず,水素,炭素,窒素,酸素,リン,硫黄,カリウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,マンガン,銅,亜鉛,モリブデン,塩素およびケイ藻の殻の成分であるケイ素などである。

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大辞林 第三版の解説

えいようえんるい【栄養塩類】

生物の正常な生育に必要な塩類。
海水や陸水に含まれ、植物プランクトンや藻類の栄養になる物質。硝酸塩・亜硝酸塩・アンモニウム塩・リン酸塩・ケイ酸塩など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

栄養塩類
えいようえんるい
nutrient salts

海水中に溶存するリン酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩アンモニウム塩、ケイ酸塩などの塩類を総称していう名称。栄養塩ともいう。植物プランクトンや海藻類が増殖するための栄養源として利用するのでこの名がある。海面近くの光の届く層では、植物プランクトンが太陽光と炭酸物質や栄養塩を利用して、光合成作用によって増殖する。これが海洋の食物生産機構の基礎をなしている。
 栄養塩類の濃度分布は、空間的にも季節的にも変動が大きい。一般に表層では、生物によって摂取されるため濃度が低い。極端に濃度が低い場合には、リンまたは窒素が不足して生物増殖の制限因子となることがある。栄養塩濃度は深さとともに急増し、ある深さで極大となる。これは、海洋生物の遺骸(いがい)が沈降しながら分解し、ふたたび栄養塩を海水中に溶出させる再生作用のためである。表層の地理的分布では、濃度は高緯度の冷水域で高く、低・中緯度の暖水域で低い。季節的には夏季に低く、冬季に高い。これは、春季のプランクトンの大増殖による栄養塩の消費と、冬季の海水の鉛直混合による深層から表層への栄養塩の補給によるものと考えられている。このように栄養塩の濃度や分布のパターンを決定する要因には、海洋中の生物作用と海水の混合過程が関与している。[秋山 勉]

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