核の先制不使用政策

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核の先制不使用政策

敵の核攻撃を受けない限り、核兵器を使用しないとする政策。「核なき世界」を唱えたオバマ米政権は2016年、「核の役割低減」につながるとして採用を本格検討したが断念した。当時副大統領のバイデン氏(現大統領)は採用を支持していた。国連のグテレス事務総長は今年8月6日、広島の平和記念式典で核保有国に採用を呼びかけた。核保有五大国では中国だけが宣言。米国の「核の傘」に依存する日本や欧州の同盟国は、抑止力弱体化を懸念し反対立場。(共同)

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