根ヶ布村(読み)ねかぶむら

日本歴史地名大系 「根ヶ布村」の解説

根ヶ布村
ねかぶむら

[現在地名]青梅市根ヶ布・東青梅ひがしおうめ

吹上ふきあげ村の西に位置する。地内の天寧てんねい寺は小曾木おそき郷または勝沼かつぬまに所在したとし、また当地の諏訪明神(現虎柏神社)はそれらの地の惣鎮守であったと伝える。慶長一八年(一六一三)二月、新開地の新町しんまち村への入村を求める幕府代官回状(「仁君開村記」吉野家文書)宛先に当村名がみえる。田園簿では田四六石余・畑三一石余で幕府領、ほかに諏訪大明神領三石・天寧寺領二〇石。これ以後も幕府領とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む