入村(読み)いりむら

日本歴史地名大系 「入村」の解説

入村
いりむら

[現在地名]鏡野町入

吉井川北岸に位置し、東は小座おざ村、西は中谷なかだに村、南は山城やましろ村、北は下森原しももりばら村・塚谷つかだに村に接する。正保郷帳に高二八六石余、うち田方二三五石・畑方五一石余とある。「作陽誌」では家数五二・人数二一二。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高一六五石余、開高三七石余。上分と下分に分れていたが、明治五年(一八七二)合併した。


入村
いりむら

[現在地名]鯖江市入町

天神てんじん山東麓にあり、東は米岡よねおか村、西は足羽あすわ三尾野出作みおのしゆつさく。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では丹生北郡中の立町たちまち村に含まれる。村名は正保郷帳にみえ、田方五八石余・畠方三八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android