根無地塊(読み)ねなしちかい(その他表記)klippe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「根無地塊」の意味・わかりやすい解説

根無地塊
ねなしちかい
klippe

クリッペともいう。横臥褶曲や水平に近い低角度の断層によって,基盤上を水平に近い角度で移動してつくられた岩体 (ナップ ) が,浸食によって削られ,一部分のみ島のように取残された地塊。下の地層とは断層で切られ,根がないということからこの名がある。周囲の地層とも直接の関係がなく孤立した岩体にみえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む