桂南天(読み)カツラ ナンテン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂南天」の解説

桂 南天
カツラ ナンテン


職業
落語

本名
竹中 重春

生年月日
明治22年

出生地
大阪府 大阪市東区

経歴
父はニワカ師の大和家小宝楽。桂南光に弟子入りし、重光。明治40年仁助を名乗り、大正時代の後半に南天と改名した。落語以外にも様々な芸をこなし、“諸芸十八般”を銘打って一人で演芸大会を開き、手品・紙切り・記憶術・一人喜劇・踊り・即席話・落語・人情噺錦影絵などを演じた。

没年月日
昭和47年 9月20日 (1972年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桂南天の言及

【大衆演芸】より

…これは客の注文で,即座に紙をさまざまな形に切って見せる芸である。大正末期に大阪では桂南天がこれを演じ,昭和では紙乃喜利平(かみのきりへい)が著名である。東京では昭和30年代以後林家正楽が紙切りとして一家をなしている。…

※「桂南天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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