コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

手品 てじな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手品
てじな

巧妙な技術で人の目をだます芸能の一種。手妻 (てづま) ともいう。西域から中国に入った幻術,幻戯が奈良時代散楽とともに輸入され,その散楽を通して田楽法師などに伝えられた品玉 (しなだま) ,輪鼓 (りゅうご) などの技芸から展開したものと考えられる。中世では放下師 (ほうかし) がこれらの技芸の継承者であった (→放下 ) 。手品という名称は江戸時代からで,生きガモ3羽を空籠から出してみせた都右近などが知られている。明治以後は,大がかりな機械を用いる西洋の奇術も取入れられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

て‐じな【手品】

巧みな手さばきで、人の目をくらまし、不思議なことをしてみせる芸。奇術。「手品の種あかし」
人の目を別にそらして人をあざむくための手段や方法のたとえ。マジック。トリック。まやかし。「言葉の手品を使ってだます」
手並み。腕前。
「ただ君と我とがおのおの―を知らんとなり」〈今昔・二五・三〉
手つき。手振り。
「拳(けん)の―の手もたゆく」〈浄・冥途の飛脚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

手品【てじな】

奇術

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

てじな【手品】

指先や器具を巧みに操り、人の注意をそらせておいて、不思議なことをして見せる芸。仕掛けを主体とする大掛かりなものを特に奇術と称する場合がある。てづま。 「 -の種」
腕前。手並み。 「 -は皆見えぬ、弊つたなき事なし/今昔 25
手の動かし方。手つき。手ぶり。 「菜刀取つて切り刻きざみ、ちよき〱、〱と-よく/浄瑠璃・菅原」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手品
てじな

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の手品の言及

【奇術】より

…合理的な手段を用いて人工的な奇現象を創造し,みる人を楽しませることを目的とした芸能もしくは娯楽。〈手品〉〈手妻〉などともいう。紀元前後,アレクサンドリアのヘロンが祭壇で火を燃やすと,神殿の扉が開くといった自動装置をいくつか発明したが,トリッキーな奇術的発想はあっても,芸能的要素がないため奇術とはいいがたい。…

【柳川一蝶斎】より

…日本手品師。(1)初代 生没年不詳。…

※「手品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

手品の関連キーワード帰天斎 正一(初代)柳川一蝶斎(3代)ミスディレクションイリュージョン隅田川 浪五郎ザ・マジシャンスライハンドねたが割れる手品市左衛門品玉も種から前芸・前藝伊藤 一葉弁じ立てる養老滝五郎帰天斎正一マジシャン手品遣い手妻遣いマジック種明かし

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

手品の関連情報