重光(読み)ちょうこう

精選版 日本国語大辞典 「重光」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐こう‥クヮウ【重光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 光が重なること。重なった光。日と月。明徳の君が相ついで出て、徳を輝かすことをいう。
    1. [初出の実例]「恵気四望浮、重光一園春」(出典:懐風藻(751)春日〈紀麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐顧命〕
  3. 歳星(木星)が辛の方角にあること。えとの十干の辛(かのと)別名
    1. [初出の実例]「祖道凌遅。吹寒焔於叔末重光之際」(出典:鈍鉄集(1331頃)円覚請無為江湖䟽)
    2. [その他の文献]〔爾雅‐釈天〕

しげみつ【重光】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android