桂派(読み)かつらは

精選版 日本国語大辞典 「桂派」の意味・読み・例文・類語

かつら‐は【桂派】

  1. 〘 名詞 〙 金工流派一つ。横谷宗与の門弟桂永寿を祖とし、江戸中期から後期に栄えた。この派では永寿養子となった水戸桂宗隣が知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の桂派の言及

【寄席】より

…明治に入ってからも大阪の寄席は栄えた。落語を中心とする寄席は〈桂派〉が牛耳っていたが,1893年に〈浪花三友派(なにわさんゆうは)〉が起こって2派に分かれた。そして,芸風と寄席の興行方針が対照的となった。…

※「桂派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android