桂盛仁(読み)かつら もりひと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂盛仁」の解説

桂盛仁 かつら-もりひと

1944- 昭和後期-平成時代の彫金家
昭和19年11月22日生まれ。父桂盛行に師事。昭和46年日本伝統工芸展初入選。50年日本工芸会正会員。装身具として使用される精巧な小金具の制作を得意とし,平成7年「さくらんぼ金具」で伝統工芸日本金工展文化庁長官賞,10年打出し香爐(こうろ)「森閑」で伝統工芸展東京都知事賞。20年人間国宝。東京出身。武蔵野美術短大卒。本名は桂剛(たけし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android