桃夭(読み)トウヨウ

デジタル大辞泉 「桃夭」の意味・読み・例文・類語

とう‐よう〔タウエウ〕【桃×夭】

《「詩経周南・桃夭から。嫁ぐ若い女性の美しさを桃のみずみずしさにたとえた語》女性の婚期。嫁入りどき。

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精選版 日本国語大辞典 「桃夭」の意味・読み・例文・類語

とう‐ようタウエウ【桃夭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「詩経‐周南・桃夭」の「桃之夭夭、灼灼其華、之子于帰、宜其室家」から ) 婚嫁時期。よめいりどき。嫁期。また、若く美しい女性。
    1. [初出の実例]「蘭麝独薫鈿匣底。桃夭猶寝翠簾中」(出典:江吏部集(1010‐11頃)下・菊叢花未)

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