日本歴史地名大系 「桑原神社」の解説 桑原神社くわばらじんじや 茨城県:結城郡石下町国生村桑原神社[現在地名]石下町国生国生(こつしよう)集落中央東寄りの鬱蒼とした森に鎮座。祭神天熊人命・稚彦命・大山咋命・豊城入彦命。旧郷社。宝亀三年(七七二)三月、下総介桑原王の創祀と伝え、「延喜式」神名帳の「岡田郡一座小 桑原神社」に比定される。「下総旧事考」に「旧址臨鬼怒川、今存老榎一株、延宝六年移祭今地云」とあり、旧跡は現在地の東方、鬼怒(きぬ)川を望む台地古明神(ふるみようじん)であったが、延宝六年(一六七八)に現在地に奉遷。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報