桜は花に顕る(読み)さくらははなにあらわる

精選版 日本国語大辞典 「桜は花に顕る」の意味・読み・例文・類語

さくら【桜】 は 花(はな)に 顕(あらわ)

  1. 桜は花が咲くと、森の中での所在が美しく明らかになる。転じて、才能ある人は機会を得るとそれを発揮するということのたとえ。
    1. [初出の実例]「深山木のその梢とも見えざりしさくらははなにあらはれにけり〈源頼政〉」(出典:詞花和歌集(1151頃)春・一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む