桜煎(読み)さくらいり

精選版 日本国語大辞典 「桜煎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐いり【桜煎】

  1. 〘 名詞 〙 タコの脚を薄く小口切りにし、たれ味噌または味醂(みりん)醤油とで柔らかく煮た料理。古くは桜の花を添えた。さくらに。〔大草殿より相伝之聞書(16C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 みりん 名詞

世界大百科事典(旧版)内の桜煎の言及

【タコ(蛸∥章魚)】より

…平安以後,饗膳の献立にしばしば焼蛸というのが登場するが,これは日本最古の料理書とされる《厨事類記》によると,タコを石焼きにして干したもので削って食べるものであった。近世初頭の《料理物語》には,タコの料理として桜煎(さくらいり),駿河煮,なます,かまぼこの名が挙げられている。桜煎は足を薄切りにし,だし汁でうすめたたまりで煮るもので,のちには桜煮と呼んだ。…

※「桜煎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む