桧皮色(読み)ひわだいろ

色名がわかる辞典 「桧皮色」の解説

ひわだいろ【桧皮色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「暗いみの黄赤」としている。一般に、ひのき樹皮のような、ややくすんだ茶色。古くは檜の樹皮で染めた染色の色だったとされ、蘇芳すおうよりも濃い色であったという。檜はヒノキ科の常緑針葉高木。平安時代から使われてきた伝統色名で『源氏物語』にも記述がある。かさね色目いろめの名でもあり、表がみを帯びた蘇芳、裏はあいの色など。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

関連語 黒み

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む