桶茶(読み)おけぢゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「桶茶」の意味・わかりやすい解説

桶茶
おけぢゃ

島根県松江市あたりでは、番茶を点(た)てて、これに飯を入れたものをオケヂャといい、和歌山県一部でも炒(い)り米とサツマイモとを混ぜて炊いた芋飯(いもめし)のことをオケヂャとよぶ。三重県の郷土料理おけじゃも同種のものである。別にウケヂャという語が岡山県各地にあり、これは飯に豆、麦、サツマイモなどを炊き込んだものであるが、オケヂャという呼び方もこういうところから出たもので、茶の子のように用いられた食物の称であろう。

[丸山久子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む