梅毒トレポネーマ(読み)ばいどくトレポネーマ(その他表記)Treponema pallidum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「梅毒トレポネーマ」の意味・わかりやすい解説

梅毒トレポネーマ
ばいどくトレポネーマ
Treponema pallidum

トレポネーマ・パリダムのこと。スピロヘータ科,トレポネーマ属に属する梅毒病原体スピロヘータ・パリダともいう。トレポネーマ・パリダムはさらに3つの亜種に細分され,その一つが梅毒の病原となる。グラム陰性であるが染色は困難で,確実な培養法もまだ知られていない。長さ6~20μm,8~15個の規則的な回転のある細長い螺旋構造を示し,先端はとがっていて屈伸性がある。熱や化学物質消毒剤などで容易に死滅する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む