梅津八重蔵(読み)ウメヅ ヤエゾウ

20世紀日本人名事典 「梅津八重蔵」の解説

梅津 八重蔵
ウメヅ ヤエゾウ

昭和期の新聞人 元・読売新聞北陸支社長・役員待遇。



生年
明治39(1906)年11月

没年
昭和45(1970)年8月3日

出生地
山形県鶴岡市

学歴〔年〕
東京帝大文学部社会学科卒

経歴
昭和6年読売新聞社に入り、ラジオ部、整理部、水戸支局長、新潟支局長、通信部次長を経て18年編集局参事となり、軍の要請で南方占領軍政地域の新聞発行のため、セラム新聞社長兼バリ新聞社長となった。終戦で現地キャンプに収容され、22年2月帰国して復社、同年6月教育部長、27年企画調査局次長兼資料部長、30年編集局次長兼機報部長、34年新聞監査委員会委員長・局長待遇、39年北陸支社長・役員待遇となり、42年定年退職。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅津八重蔵」の解説

梅津八重蔵 うめづ-やえぞう

1906-1970 昭和時代新聞記者
明治39年11月10日生まれ。昭和6年読売新聞社にはいり,水戸,新潟の各支局長などを歴任。18年編集局参事となり,軍の要請でセラム,バリ両新聞社長をつとめる。22年帰国し,編集局次長をへて,37年北陸支社長。昭和45年8月3日死去。63歳。山形県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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