梅里亭嗜香(読み)ばいりてい しこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅里亭嗜香」の解説

梅里亭嗜香 ばいりてい-しこう

?-1806* 江戸時代中期-後期俳人
家は周防(すおう)(山口県)小松の塩田地主。代々富豪で知られたが,俳諧(はいかい)に没頭して家産をかたむける。美濃派の河村再和房らとまじわり,宗匠となる。おおくの俳諧行脚(あんぎゃ)の者がおとずれたという。文化2年11月25日死去。本名は矢田部忠衡。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android