梓村(読み)あずさむら

日本歴史地名大系 「梓村」の解説

梓村
あずさむら

[現在地名]栃木市梓町

仲方なかがた村の北、永野ながの川左岸に立地し、対岸尻内しりうち村。弘治三年(一五五七)八月六日の北条氏政禁制写(豊前氏古文書抄)に「梓村・中方村」とあり、狼藉禁止のこと、年貢未納の百姓がなお収納に応じない場合は捕らえるべきことなど三ヵ条が記され、翌永禄元年(一五五八)六月二三日の遠山隼人佐奉書写(同文書)からも、北条氏が両村に勢力を有した皆川氏を納得させたうえで豊前左京亮を入部させようとしていることがわかる。慶長一四年(一六〇九)までは皆川広照領(延享元年「皆川歴代記」皆川又太郎文書)。慶安郷帳では田九五石余・畑一五六石余・野銭五石余で旗本本多領。以後領主は変わらない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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