梢の秋(読み)コズエノアキ

デジタル大辞泉 「梢の秋」の意味・読み・例文・類語

こずえ‐の‐あき〔こずゑ‐〕【×梢の秋】

《「こずえ」の「すえ」に「秋のすえ」を掛けていう語》陰暦9月の異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梢の秋」の意味・読み・例文・類語

こずえ【梢】 の 秋(あき)

  1. ( 梢(こずえ)の「すえ」に、秋の末の「末(すえ)」をかけていう語 ) 陰暦九月の異称。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「紅葉ばの散りしく色はかはらねどこ末の秋はなほぞ恋しき〈覚雅〉」(出典:後葉(1156頃)冬)
    2. [その他の文献]〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android