梳櫛(読み)すきぐし

精選版 日本国語大辞典 「梳櫛」の意味・読み・例文・類語

すき‐ぐし【梳櫛】

〘名〙 髪を梳(す)いて垢(あか)を取るのに用いる、歯の目の細かいつげなどの木製の櫛。すき。〔延宝八年合類節用集(1680)〕
暮笛集(1899)〈薄田泣菫〉尼が紅「頬にふりかかる黒髪を、とる透櫛(スキグシ)にかきあげて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android