棒振り虫(読み)ぼうふりむし

精選版 日本国語大辞典 「棒振り虫」の意味・読み・例文・類語

ぼうふり‐むし【孑孑虫・棒振虫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぼうふら(孑孑)季語・夏 》
    1. [初出の実例]「蛙のあたまあふなかりけり 沢水にほうふり虫のあつまりて」(出典:俳諧・犬子集(1633)八)
  3. 身の程を知らない、血気にはやる者をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「主が主なりや家来迄身の程しらぬぼうふり虫」(出典:浄瑠璃・万戸将軍唐日記(1747)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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