ぼう‐だち【棒立】
- 〘 名詞 〙
- ① 棒のようにまっすぐに立つこと。驚いてつったったままでいること。また、馬などが前脚を高く上げて立つこと。
- [初出の実例]「母親が傍で精々と身支度するのを棒立に立って拝見している」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
- 「気がむかなくなると〈略〉棒立ちになってしまふ手のつけられない悍馬」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉後)
- ② 取引市場で、相場が一直線に騰貴すること。〔大坂繁花風土記(1814)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 