棚橋影草(読み)タナハシ エイソウ

20世紀日本人名事典 「棚橋影草」の解説

棚橋 影草
タナハシ エイソウ

昭和期の俳人



生年
明治32(1899)年

没年
昭和45(1970)年9月9日

出生地
福岡市

本名
棚橋 陽吉

学歴〔年〕
九州帝大医学部卒

経歴
九州帝大医学部教授、のち講師。貝の血液研究でも知られる。昭和の初めから吉岡禅寺洞を師として「天の川」幹部同人となり、新興俳句の隆盛期に評論などで活躍した。一時横山白虹の後を継ぎ「天の川」を編集。昭和13年以後目を病み、句作から離れた。句集に「洲」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む