家庭医学館 「棚障害」の解説 たなしょうがい【棚障害 Derangement of Knee Joint】 [どんな病気か] 関節の中のひだや索状(さくじょう)になった部分を棚(たな)と呼びます。 これが厚くなって関節を動かすときに引っかかり、痛みを生じるのが棚障害です。 [症状] 膝の屈伸時に引っかかりを感じたり、パキンという弾撥音(だんぱつおん)が出ます。 触れてみると、膝蓋骨(しつがいこつ)の内側に圧痛(あっつう)を感じ、索状のものを触れます。 [治療] 関節造影、MRI、関節鏡検査などを行ない、保存的に治療します。 また、痛みが強く、くり返される場合は、棚の切除術が行なわれます。 出典 小学館家庭医学館について 情報