森川智徳(読み)モリカワ チトク

20世紀日本人名事典 「森川智徳」の解説

森川 智徳
モリカワ チトク

明治〜昭和期の僧侶 龍谷大学名誉教授



生年
明治13(1880)年9月17日

没年
昭和45(1970)年9月24日

出生地
兵庫県姫路市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部哲学科〔明治38年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲三等旭日中綬章,文化功労賞

経歴
明治38年仏教大学(現・龍谷大学)教授となり、大正8〜11年英仏、ドイツ留学。11年龍谷大教授、昭和5〜16年東京府立高教授。16〜21年宗門の東亜学校教頭、高等部長、学院長事務取扱い。21〜33年龍谷大学長(5期)、専門部長、短大部長兼任。21年宗学院長も務め、31年スリランカ、インドビルマ、タイ来訪、33〜39年ハワイ開放区開教総長兼ハワイ西本願寺別院輪番。33年龍谷大学名誉教授。日本学術会議会員、仏教伝道協会理事長。著書に「哲学者の話」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森川智徳」の解説

森川智徳 もりかわ-ちとく

1880-1970 明治-昭和時代の僧,哲学者。
明治13年9月17日生まれ。浄土真宗本願寺派。明治38年仏教大(現竜谷大)教授となり,大正8年欧州留学。府立高(現都立大)教授,東亜学校教頭をへて,昭和21年竜谷大学長となった(5期)。昭和45年9月24日死去。90歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「哲学者の話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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