すべて 

森永村(読み)もりながむら

日本歴史地名大系 「森永村」の解説

森永村
もりながむら

[現在地名]国富町森永

須志田すしだ村の南に位置し、西は入野いりの(現綾町)。南に隣接する向高むこうたか村の南西にも当村の飛地がある。東は竹田たけだ村。村内を肥後街道が通る。中世には守永とも記された。天正一六年(一五八八)豊臣秀吉から「もりなか」一六町が高橋元種に与えられたが(同年八月四日日向国知行方目録)、慶長一八年(一六一三)元種改易により一時幕府領となり、同一九年延岡藩有馬氏領となった。寛永一八年(一六四一)有馬元純に分知されたが、正保元年(一六四四)元純の出家によって上知され、幕府領延岡藩預となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android