国乗遺聞(読み)こくじよういぶん

日本歴史地名大系 「国乗遺聞」の解説

国乗遺聞
こくじよういぶん

一〇巻一〇冊

別称 国乗紀聞 鷹屋純芳編

成立 文化八年

写本 福井県丸岡町白道寺・国会図書館

解説 元禄四年延岡から越後糸魚川へ転じ、同八年に越前丸岡へ移封となった有馬氏の藩史。記述は編年体ではなく項目ごとに記され、記録の範囲は有馬氏の常陸時代から肥前日向・越後を経て越前丸岡への入封にまで及ぶ。白道寺は越前丸岡時代の有馬氏の菩提寺で、同寺所蔵本は善本とされる。

活字本宮崎県史」史料編近世1(延岡藩関係分を抄録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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