森野円象(読み)モリノ エンショウ

20世紀日本人名事典 「森野円象」の解説

森野 円象
モリノ エンショウ

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治36(1903)年12月18日

没年
平成1(1989)年11月8日

出生地
神奈川県横須賀市

本名
森野 円蔵(モリノ エンゾウ)

学歴〔年〕
工学院卒

主な受賞名〔年〕
日展特選(第14 15回)〔昭和8 9年〕,日展文部大臣賞〔昭和38年〕「このはなさくや姫」

経歴
大正14年「族」で帝展初入選。昭和6年日本木彫会創立に参加。58年日展評議員となる。作品に、池田勇人元首相銅像(広島市)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森野円象」の解説

森野円象 もりの-えんしょう

1903-1989 大正-昭和時代の彫刻家。
明治36年12月18日生まれ。内藤伸師事。大正14年帝展に初入選,昭和8年,9年特選。7年日本木彫会会員となる。戦後は日展に出品,38年「このはなさくや姫」で文部大臣賞。スポーツ題材とした作品がおおい。平成元年11月8日死去。85歳。神奈川県出身。本名は円蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android