椀子蕎麦(読み)ワンコソバ

デジタル大辞泉 「椀子蕎麦」の意味・読み・例文・類語

わんこ‐そば【×椀子蕎麦】

小ぶりの椀に入れたそばを、客が断るまで客の椀に次々と投げ入れて空にならないようにもてなすもの。盛岡地方の名物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「椀子蕎麦」の意味・読み・例文・類語

わんこ‐そば【椀子蕎麦】

  1. 〘 名詞 〙 岩手地方で、食事に客を接待するときの作法一種。そばを客にすすめ、客が一椀を食べ終わるか終わらないうちに、つぎつぎに椀にそばを入れるもの。また、そのそばや食習をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の郷土料理がわかる辞典 「椀子蕎麦」の解説

わんこそば【椀子蕎麦】


岩手県盛岡市の名物料理で、小さい椀に一口分のそばを入れ、食べ終わるとすぐに次のそばを投げ入れ、客が断るまで次々におかわりが出されるそば。祭りなどでふるまう行事食として作られてきた。盛岡冷麺・じゃじゃ麺とともに盛岡三大麺といわれる。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む