盛岡冷麺(読み)もりおかれいめん

日本の郷土料理がわかる辞典 「盛岡冷麺」の解説

もりおかれいめん【盛岡冷麺】


岩手県盛岡市の名物料理で、ゆでて冷やした麺にキムチ・きゅうり・ゆで卵・季節の果物などの具材を盛りつけ、冷たいスープをかけたもの。戦後朝鮮料理冷麺をもとに考案された麺料理。朝鮮の冷麺はそば粉につなぎのでんぷんを合わせるが、盛岡冷麺はそば粉は用いず、小麦粉とでんぷんで麺を作るのが特徴牛肉鶏がらなどでとったスープを用いる。わんこそば・じゃじゃ麺とともに盛岡三大麺といわれる。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「盛岡冷麺」の解説

盛岡冷麺

岩手県盛岡市の郷土料理。小麦粉と馬鈴薯でん粉のコシのある麺と冷たいスープが特徴。朝鮮料理の冷麺を参考に戦後考案されたもの。農林水産省の農山漁村の郷土料理百選に選定されている。

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