知恵蔵 「植物ワクチン」の解説 植物ワクチン 遺伝子組み換え技術を利用してワクチン抗原遺伝子を組み込んだ植物。大量のワクチンを生産することができる。またこの植物を食べることにより、ワクチンを接種することができる。特に、腸管免疫を得ることができるという特長がある。B型肝炎、毒素原性大腸菌の毒素、コレラ菌の毒素など、いくつかの細菌やウイルスの植物ワクチンを開発中。 (今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報