植物ウイルス(読み)ショクブツウイルス

デジタル大辞泉 「植物ウイルス」の意味・読み・例文・類語

しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】

植物体内に入って増殖するウイルス。リボ核たんぱく質からなり、結晶となりやすい。タバコモザイクウイルスなど。

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精選版 日本国語大辞典 「植物ウイルス」の意味・読み・例文・類語

しょくぶつ‐ウイルス【植物ウイルス】

  1. 〘 名詞 〙 ( ウイルスは[ドイツ語] Virus ) 高等植物体に感染し増殖するウイルス。リボ核蛋白からなり、結晶しやすい。タバコモザイクウイルスなどが有名。作物野菜植物ウイルス病を起こす。

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世界大百科事典(旧版)内の植物ウイルスの言及

【ウイルス】より

…エンベロープは,タンパク質,脂肪,炭水化物などを含んでいる。
[ウイルスの分類]
 ウイルスは,それが感染する宿主の種類によって,動物ウイルス,植物ウイルス,昆虫ウイルス,細菌ウイルス(バクテリオファージ)の四つに大別される。 1960年代以降の電子顕微鏡やX線回折によるウイルス形態学の進歩および分子生物学の発展によって,ウイルスの一元的な分類体系がつくられつつある。…

※「植物ウイルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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