検見取(読み)けみどり

精選版 日本国語大辞典 「検見取」の意味・読み・例文・類語

けみ‐どり【検見取】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の年貢徴収法の一つ定免法に対する語。毎年代官や手代たちが村々を検査し、その年の年貢量を決定する方法。年貢額の決定方法の違いにより、畝引検見有毛検見、遠見検見、准合等の種類がある。けみ。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android