椿葉(読み)チンヨウ

デジタル大辞泉 「椿葉」の意味・読み・例文・類語

ちん‐よう〔‐エフ〕【×椿葉】

《「荘子」逍遥遊に見える大木の椿は、八千年一つの春または秋とするとあるところから》大椿だいちんの葉。長寿永年のたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「椿葉」の意味・読み・例文・類語

ちん‐よう‥エフ【椿葉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「荘子‐逍遙遊」の「上古有大椿、以八千歳春、八千歳為秋」による語 ) 上古にあったという大椿の葉。転じて、長寿。また、まれであること。めずらしいこと。
    1. [初出の実例]「思賢之庭。椿葉秋久」(出典朝野群載‐二・応和二年(962)三月二五日)

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