楊井古墳群(読み)やぎいこふんぐん

日本歴史地名大系 「楊井古墳群」の解説

楊井古墳群
やぎいこふんぐん

[現在地名]熊谷市楊井

和田わだ川と和田吉野わだよしの川に挟まれた吉岡よしおか台地の東縁部緩斜面上、標高三二―三五メートルに位置する。昭和三四年(一九五九)から五二年にかけて、円墳六基・前方後円墳一基が調査されている。円墳は径一〇―三二メートルで、主体部は凝灰質砂岩の切石を使用した胴張りもしくは直線胴の横穴式石室で、瀬戸山せとやま一号墳からは杏葉・雲珠出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android