楠屋宗五郎(読み)くすや そうごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠屋宗五郎」の解説

楠屋宗五郎 くすや-そうごろう

?-? 幕末商人,尊攘(そんじょう)運動家
筑前(ちくぜん)福岡豪商京都の儒者春日潜庵(かすが-せんあん)に師事。勤王派を援護し,西郷隆盛,僧月照(げっしょう)らの危機をすくったこともある。慶応元年(1865)福岡藩内の勤王派が弾圧された乙丑(いっちゅう)の獄で月形洗蔵らとともに捕らえられ,のち釈放された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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