楡柳の火(読み)ゆりゅうのひ

精選版 日本国語大辞典 「楡柳の火」の意味・読み・例文・類語

ゆりゅう【楡柳】 の 火(ひ)

  1. 楡、柳の枝にともした火。特に古く、中国寒食(冬至後一〇五日目)の日、楡、柳でつけた火を取り、群臣に賜い、これを各戸に伝えた風習をいう。
    1. [初出の実例]「人里遠ければ楡柳の火の用んとするに便なし」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)二)
    2. [その他の文献]〔周礼注‐夏官・司

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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