業平蜆(読み)なりひらしじみ

精選版 日本国語大辞典 「業平蜆」の意味・読み・例文・類語

なりひら‐しじみ【業平蜆】

  1. 〘 名詞 〙 江戸本所の隅田川支流にかかる業平橋の付近でとれる蜆。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「真黒になりてころころとこけ出るは、本庄辺に住居する業平蜆(ナリヒラシジミ)」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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