極地方域電波消失現象(読み)きょくちほういきでんぱしょうしつげんしょう(英語表記)polar blackout

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

極地方域電波消失現象
きょくちほういきでんぱしょうしつげんしょう
polar blackout

太陽活動の盛んな期間に,太陽面より放出される多量の帯電微粒子のうち質量の小さい高エネルギーのものは数十分から数時間後に地球上空に突入し,地球磁界の影響を受けて地球の極光帯および極冠帯 (極光帯より高緯度の内部の領域) に集中的に降下する。これが極地方の電離層E層,D層の電離度を高め,強い電波吸収層をつくって極地方通過の短波通信を途絶させる現象。平常に戻るまで1~2日を要する。

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