D”(D double prime)
最下部マントルに存在する他の下部マントルと性質の異なる層。黎明期の標準地球モデルで,下部マントル(D層と呼ばれた)の最下部に特別な層が存在していたことから名付けられた。後の研究により,他の下部マントルとD”層の境界には不連続面が存在することが明らかになった。D”層の厚さは場所により大きく異なり,100kmから400kmまでの幅がある。近年の物性実験の結果から,この不連続面はペロブスカイト─ポストペロブスカイトの相転移により生じていると示唆された。
執筆者:竹内 希
参照項目:地球の層構造
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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