ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「短波通信」の意味・わかりやすい解説 短波通信たんぱつうしんshortwave transmission 短波を利用した通信で,比較的小電力で遠距離に伝達する特徴をもつ。以前は国際間の電信,電話に広く用いられたが,電離層の影響によりフェージングが著しく,また大容量の通信に適さないため,現在では国際通信は衛星通信および海底ケーブル通信に置き換えられている。しかし,簡単な装置で遠距離の通信ができるので,一部の国内通信,放送や漁業無線,アマチュア無線などのほか,特殊な通信に用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by