極楽鳥花(読み)ゴクラクチョウカ

デジタル大辞泉 「極楽鳥花」の意味・読み・例文・類語

ごくらくちょう‐か〔ゴクラクテウクワ〕【極楽鳥花】

ゴクラクチョウカ科の多年草。高さ約1メートル。葉は根生する。花茎の先に鳥のくちばし状の仏炎苞ぶつえんほうをつけ、苞内に、橙黄色がくと紫青色の花びらをもつ花を数個つける。南アフリカ原産で、切り花用などに栽培される。ストレリチア

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精選版 日本国語大辞典 「極楽鳥花」の意味・読み・例文・類語

ごくらくちょう‐か‥テウクヮ【極楽鳥花】

  1. 〘 名詞 〙 バショウ科の多年草。南アフリカ原産で、温室で栽培される。高さ一~二メートルで茎はない。葉は根生して柄は長く、長さ八〇~一二〇センチメートル。葉身は革質、長楕円で長さ約四〇センチメートル。花茎は葉とほぼ同長で、先端に長さ一五センチメートルぐらいの緑色で縁が紅色、基部が紅紫色仏焔苞(ぶつえんほう)を生じ、橙黄色の萼片(がくへん)と紫碧色の舌状花弁をもつ花を五~六個つける。花の咲いた様子が羽を広げた美しい鳥を思わせるのでこの名がある。ごくらくばな。ストレリチア。

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