極老(読み)きょくろう

精選版 日本国語大辞典 「極老」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ろう‥ラウ【極老】

  1. 〘 名詞 〙 非常に年をとること。また、その人。ごくろう。
    1. [初出の実例]「某(それがし)既に極老(キョクラウ)に及び志願を達すること能はざるをのみ歎息せり」(出典報徳記(1856)六)

ごく‐ろう‥ラウ【極老】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) この上もなく年をとっていること。また、そのさまやその人。極老人。きょくろう。
    1. [初出の実例]「忽忘と云て、中風気な者や極老の者は、たちまちにけがに忘るる者なり」(出典:玉塵抄(1563)三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android