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極超音速流 きょくちょうおんそくりゅうhypersonic flow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

極超音速流
きょくちょうおんそくりゅう
hypersonic flow

超音速流のなかでも,特にマッハ数 (流速/音速) の値が約5以上の流れをいう。極超音速流においては,衝撃波頂角が小さくなり,波面が物体表面に接近する。このため物体表面には,境界層,粘性発熱によって生じる温度境界層,衝撃波の3種の層が形成されることになる。ロケットの大気中の飛行や,人工衛星の大気圏内突入の際には,このような極超音速流が実現する。

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世界大百科事典内の極超音速流の言及

【高速気流】より

… このように物体のまわりの気体の流れは主流のマッハ数によって大きく変化するので,これを基準に流れを分類することが行われる。一般に主流のマッハ数0.8以下を亜音速流,0.8~1.2を遷音速流,1.2以上を超音速流といい,とくに5以上を極超音速流という。なお,遷音速流は物理的には亜音速流と超音速流の共存する流れと定義される。…

※「極超音速流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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