楽府題(読み)ガフダイ

デジタル大辞泉 「楽府題」の意味・読み・例文・類語

がふ‐だい【楽府題】

楽府2題目。歌・行・歌行・引・曲・吟・辞・唱・怨などの種類がある。後世詩人は、多くこれらに倣って楽府を作った。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「楽府題」の意味・読み・例文・類語

がふ‐だい【楽府題】

  1. 〘 名詞 〙 楽府(がふ)題名。「子夜歌」「少年行」など、歌・行・曲・吟・引・詞などの字を含むことが多い。もともと旋律につけられた名なので、その旋律に合わせることによって、同じ楽府題でいくつもの作品が作られた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android