概見(読み)ガイケン

デジタル大辞泉 「概見」の意味・読み・例文・類語

がい‐けん【概見】

[名](スル)ざっと見ること。大体のようすを知ること。おおよその観察

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「概見」の意味・読み・例文・類語

がい‐けん【概見】

  1. 〘 名詞 〙 ざっと目を通すこと。おおよその観察。
    1. [初出の実例]「而余不概見。惜夫」(出典日本詩史(1771)一)
    2. [その他の文献]〔沈作喆‐寓簡・巻九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「概見」の読み・字形・画数・意味

【概見】がいけん

あらましあらわれる。〔史記、伯夷伝〕余の聞くを以てするに、(許)由・(務)光の義は至りて高し。其の辭少しも見せざるは何ぞや。

字通「概」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android