榎本 中衛
エノモト ナカエ
大正・昭和期の作物学者 京都大学名誉教授。
- 生年
- 明治25(1892)年10月
- 没年
- 昭和36(1961)年7月28日
- 出生地
- 和歌山県
- 学歴〔年〕
- 東京帝大農科大学〔大正5年〕卒
- 学位〔年〕
- 農学博士〔昭和18年〕
- 経歴
- 新潟県農事試験場、農商務省農事試験場を経て昭和4年京都帝大助教授、8年教授となり九州帝大教授兼務、30年退官、京大名誉教授。その後近畿大学農学部長となった。学術研究会議会員、学術振興会委員も務めた。冷水灌漑と開花期不稔の関係解明、花粉の人工発芽の成功など、水稲の冷害に関する研究で業績を挙げた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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榎本中衛 えのもと-なかえ
1892-1961 大正-昭和時代の作物学者。
明治25年10月12日生まれ。農商務省農事試験場などをへて,昭和8年京都帝大教授となり,九州帝大教授を兼任。のち近畿大教授。水稲の冷害に関する研究で知られた。25年から34年まで「米作日本一」表彰の中央審査委員長。昭和36年7月28日死去。68歳。和歌山県出身。東京帝大卒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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